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ネーミングについて
 
 『微笑みの貴公子』命名の理由

『微笑みの貴公子』というネーミングへのこだわりを少しお話させていただきます。

 名前を商標登録しなければならないのに、自分の思いを託すネーミングが、どうしてもうまくいかず悩んでいました。
  素敵なネーミングはすでに登録済みだし、そんな時たまたまテレビから流れてきた、美しいピアノの音色が耳にここちよく響いてきました。

 心がふわっとして、遠い昔に出会ったような、懐かしさと、優しさを感じました。
そのピアノ曲が、“冬のソナタ”のオープニングだったのです。
 年齢を重ねていくうちに、だんだん心に人生の垢を溜め込み、いつの頃からか、テレビや映画を見ても感動を覚えることが少なくなっていました。
 しかし、あのピアノの音色と朝日に輝く雪の白さと眩しすぎるほどの煌めき、そして吸い込まれそうな透明感。チュンサンとユジンのほのかな恋に、胸が暖かくなるのを覚えました。
 遠い昔に私にもあったでしょうか?忘れてしまっていた感情が、想いおこされ、本当に久し振りに私の心の琴線にふれた番組でした。
 

“冬のソナタ”のストーリーのどこで、何を感じたのか?・・・
 もう皆さんは良くご存知ですよね。このお話は主人公が父親を求め、チュンチョン(春川)へ行くところから始まります。
  父親探しの姿の中で、暗い眼と人を寄せ付けない姿がとても気になりました。テレビを見ているうちに、私は母親として、あの心・あの目を持った子に育ててはいけないな〜と感じました。

 友達にこの話をすると「これはドラマだからそんな気持ちで見るものではないよ。いい加減母親の気持ちで見るのはやめなさいよ。」と笑われたものです。。

 その後、心の友にめぐり合い、今まで受け入れられなかった人とのふれあいに安らぎを見出し、心を開いていく姿にホッとしたものです。
 私は、“冬のソナタ”から今、日本人が忘れかけている“礼節”と“慈しむ心”を持つことの大切なこと、純粋でひたむきに生きること、ピュアな心と、情熱を持ち続けることの大切さをあらためて感じました。

 

 「韓国」は、日本に一番近い国というのに私は今まで関心を持っていませんでした。
でも“冬のソナタ”のおかげで、韓国という国に目を向け、歴史を含めて、いま勉強中です。
これも “冬のソナタ”のおかげと想っています。 
 日本のマスコミも ペ・ヨンジュンさんのことを“微笑みの貴公子”として報道し、あの大フィーバーがあったからこそ日本と韓国が一気に文化交流の花が咲き、日韓の架け橋がより緊密になったことは、とても素晴らしいことと思います。
 おかげさまで私も韓国に沢山お友達ができました。もちろんメールでお互いの近況報告も続けています。仕事でもお世話になっています。
 若くない年齢で一人、海外へ出かける勇気も持てました。韓国の方は、気持ちが細やかで、お話していると心がホッとするんです。きっと相手の気持ちを考えて下さっているからでしょうね。

ところで、 27年前、私は子育てをするなかで、家庭の事情もあり、私自身がとても暗い目をしていました。
そのため、私自身に笑顔もなく、当然家庭には、笑い声すら聞けませんでした。子供から笑い声が聞こえないのは当たり前です。色が白く、物静かな優しい素直な子でした。
 私はゆったりとした時間の中で、笑顔のない母親が、笑いがどんなに人の心を大らかにしていくものか、気づかないまま、子育てをしていました。

 ある時、(子供が一歳半ぐらいだったでしょうか)私の親戚に子供と一緒に遊びに行ったときの事です。おばが涙を流しながら、笑い転げているんです。そのそばで息子も大声を出して笑い転げていました。そんな姿を見て、ハッとしました。
 声を立てて笑っている自分の子がとても、生き生きとダイヤモンドのように笑顔が輝いていました。あの笑顔の素敵だったこと・・・今でも心に残っています。

 その時、気づかされました。くったくのないあの笑顔を家庭の中に持っていないと、心寂しい子になると・・・ 私自身が子育てを大切と思い、仕事をやめて選んだ道です。
 笑顔の素敵な大らかな子に育てることが、今、この子にとって必要だな〜〜と

 それ以来、てのひらに“微笑み“と書き、いつもその言葉を見ながら子育てをしました。 おかげさまで、けっしてハンサムではありませんが、大らかで、豊かな感性と素直な心を持ち合わせた、とても素敵な青年に成長してくれました。
“冬のソナタ”を見ながら、遠い日の自分の子育て時代を思い出しました。
 微笑がどれだけ必要か、心に安らぎを運んでくるものなのか、皆さんには、もうお分かりだと思います。

 商標登録をするとき、ネーミングを何に決めるか、便利士さんを通して調べた結果、最後に一つだけ残ったのが『微笑みの貴公子』でした。

 
“冬のソナタ”のブームの時期でもあり、本当にどうしようかと随分考え迷いましたが、やっぱり私自身子育てをするとき “微笑 み”“スマイル” にこだわってきたこと、また“冬のソナタ”から、あらためて「礼節を知る」「慈しむ心を持つ大切さ」を想い起こさせてくれたことに感謝をし名前も最後まで私自身の想いにこだわりを持ち続け思い切って決めました。

 日本は太平洋戦争後、急速な経済発展を遂げました。その陰で倫理観と道徳観を見失ってしまいました。もう一度ご家庭で子供の小さい時から、ゆっくりと時間をかけて教えてほしい・・・

  学校教育の中で、もう一度倫理観と道徳観を教えてほしい・・そんな願いは夢のまた夢でしょうか?              この忙しい時代の流れの中では、気に留める人も、理解してくれる人もいないかもしれません。
 今の日本人に忘れ去られようとしているの心の教育を。大切なものに気づいてくださることをそんな願いをこの商標登録に託しました。「ジンシムウロウ カムサハムニダ」・・・と心の中で念じつつ、博多の街から発信し続けたいと想っています。

 
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